雷対策をしていればもしもの時に安心!
このサイトでは、落雷対策に関する情報を提供しています。
日本に住んでいる場合、台風の季節など、年に数回は落雷が発生する状況に遭遇するでしょう。
そして近くに雷が落ちるというのも、そこまで珍しくはないはずです。
その落雷は何も対策をしていないと、電化製品を始めとして様々な悪影響を及ぼす恐れがあります。
その影響を避けるためには、あらかじめ対策をすることが大切です。
そこで避雷針や雷サージ対策の方法をご紹介していきます。
なぜ落雷対策が必要なのか?自宅に落ちていなくても電化製品に出る悪影響
落雷対策は、間接的なものも考える必要があります。
雷は住宅に直撃すると、停電や火災などの影響を及ぼす可能性が高いです。
また直接住宅に落ちなくても、近くに落ちただけで間接的に影響を与える場合もあります。
そしてその影響は、電化製品に出ることが多いです。
パソコンや冷蔵庫など、一部の電化製品はコンセントに繋ぎっぱなしになっているものもあるでしょう。
そのコンセントは外の環境にある電線に繋がっています。
もし雷がアンテナや鉄塔など、その電線のすぐ近くに落ちると、電線内に一瞬ではありますが非常に高い電圧が発生することとなります。
その高い電圧は電線からコンセントを通じて、電化製品にも到達します。
そうすると、内部の部品が壊れてしまう恐れがあります。
そのため、近くへの落雷対策もしなければなりません。
室内に居る時に徹底したい落雷対策について
自宅や会社など室内に滞在している際、雷の音が聞こえたら落雷対策を行わなければなりません。
まず人体を守るための落雷対策として、金属製品に触れないようにしましょう。
特に窓のサッシの金属部、水道管といったように建物に接している金属に触れないよう徹底してください。
万が一導通して、感電する恐れがあるからです。
同様に水回りにも、注意が必要です。
水道管をつたって雷が室内に侵入する場合があるため、水回りからも離れる必要があります。
照明器具など、容易にプラグを抜くことができない電化製品には近寄らない方が良いです。
次に、電気製品や機器の保護の方法を見ていきます。
冷蔵庫や洗濯機など、大型家電には必ずアースを付けておきましょう。
過剰電圧から機器を守るための、大切な方策です。
使用中のパソコンは、作業中のデータを保存してすみやかに電源を切ります。
完全に電源がオフの状態になったら、電源プラグをコンセントから抜くようにしてください。
なお停電の時の対策として、UPSを導入するのも良いです。
家電製品を繋ぐための電源タップは、雷サージ対応の製品を選ぶことをおすすめします。
異常電圧による機器への負荷を、未然に保護してくれるからです。
いざという時に備えるための落雷対策の基礎知識
落雷は落ちる確率そのものは高くありませんが、実際に落ちたときの被害は深刻なものになりかねない現象のひとつです。万が一に備えて落雷対策の基礎知識を得ておくことは重要で、未然に防ぐためにはどのような準備が大切なのかを知ることは大切な財産を守ることにもなります。
基本的な落雷対策としては、使用している電話回線やインターネット回線、パソコンなどをつなげている電源タップなどを避雷器内蔵タイプに代えることでしょう。昨今の電源まわりの機器には一般的に避雷機能が付いていますが、一昔前から代えずに使用している場合は家電量販店などで最新の電源タップを購入するなどの準備が大切です。最も簡単な落雷対策としては、雷が鳴り始めたら電化製品の電源コードを抜いておくというもので、単純ですが効果的となっています。また、万が一に直撃雷にあってしまった時に備えて火災保険や火災共済に入っておくことも重要で、雷による被害もこれらの保険が適用内であることも知っておくと良いでしょう。
落雷対策におすすめのグッズとその選び方とは
落雷対策におすすめのグッズは雷サージ対応タップです。雷が落ちると高圧電線などに一瞬、高い電圧がかかります。これを雷サージといい、15000V以上もの電圧は家電製品やパソコンなどを壊してしまいます。これを防ぐのが雷サージ対応タップで、今使っている電源タップと交換しましょう。
壁コンセントに追加することもでき、国内外のメーカーが販売しています。種類が多すぎて選び方が分からない人も多いですが、最大サージ電圧が高いものや導入しやすい形状のものを選ぶと良いです。性能に関しては実際に雷サージが発生してみないと確認できないのが厄介な点といえます。100%安心という落雷対策ではないものの、大手メーカーがリーズナブルな価格で販売している商品もあるので導入するのは簡単です。雷サージでパソコンが影響を受けると、データが修復できないなど非常に困った事態になります。落雷が多い地域に住んでいる人は、グッズを活用して被害を最小限に留めましょう。
落雷対策の費用にはどれくらい必要になるのか
落雷にも種類があり、なかでも直撃雷と呼ばれるものは家屋に甚大な被害をもたらします。そのような被害を未然に防ぐためには落雷対策が必要不可欠で、最も多い対策方法は避雷針です。
住宅用の避雷針は工事費を含めずに約20万円が相場とされており、単糖業者によって工事費は多少異なってきます。一回の費用は高くつくものの、一度設置しておけば長く家を守ってくれるのが避雷針で、最も安全かつ信頼のおける落雷対策のひとつと言えるでしょう。他にも個人でできる落雷対策はあり、たとえば避雷器を購入して使用するというものです。この機器は突発的な高圧電流が流れた際にそれを遮断するためのもので、昨今のアダプター系列では基本機能として搭載されています。アース線、電話やインターネット回線用などさまざまな避雷器が一般的に販売されているため用意がしやすいというメリットがあり、1個の値段が高くないため費用も小分けにして払える点もメリットと言えるでしょう。
落雷対策を完璧にすることで被害を最小限に留めることができます
持ち家に住んでいる方で、特に戸建て住宅の場合では、落雷対策を十分に済ませておくことは推奨できます。何もせずに生活を送っていると、落雷の被害によって家庭内で使用している家電製品を壊してしまうリスクがあるので、壊れる可能性のある家電製品の総額を考えた場合、やはり落雷対策は重要と判断できます。
古くから採用されてきた方法では避雷針を設置する方法になり、通常は屋根の高い位置に本体を固定します。この避雷針に落雷があったとしても、接続しているケーブルによって地中へと流すことができるので取り付けておく価値はあります。更に避雷器というアイテムもあり、家電量販店でも販売されているものですが、落雷被害を受けそうな電気配線の全ての場所に設置をしておくことで落雷があったとしても電源を瞬時にシャットアウトさせる能力があるので非常に頼もしい存在です。この避雷器は分電盤に設置する方法でも使えるので完璧に落雷対策を行えますが、設置に関しては電気工事の資格を持つ方に依頼をすることも必須です。
有効的な落雷対策の補助金の適用範囲について
基本的な落雷対策として保険を利用するというものがあります。落雷は直撃する確率こそ低いものの、雷や突発的豪雨が多い地域では落雷そのものの発生率が高いため、事前に保険に入っておくことは重要になってきます。
落雷対策になる保険の補助金の適用範囲は、落雷が原因で家屋が火災となり、また隣の家にも燃え移るケースが代表的です。この場合は自宅では火災保険の手当が適用となり、隣の家屋に対しては賠償責任保険が適用されることになります。他に、自宅のテレビアンテナに雷が直撃して、アンテナ線を伝ってテレビが壊れてしまったときには火災保険の補助金の対象です。また、落雷時にコンセント経由で過電流が原因でエアコンやその他の家電製品が壊れてしまったときも保険が有効であるため、問い合わせてみましょう。物だけでなく落雷による人体への火傷や傷害にといったものは、偶発的な事故からのケガと認められるため傷害保険の手当を受けることが可能です。